朝、アトリエに来て、下絵かわいい！とあらためて客観的に感じて

きゅんとなり

 

色付けして、

『あぁかわいく描けたぁ！！』という興奮をいち早く伝えたくなるも、

一人できゅんとして、

並んだ原画を見てはニヤニヤ。

 

印刷されたときに、これはどのアイテムでも、
このまま色が忠実にでることはないので

商品の原画描いている時のこの原画を見せたい！！！！！！！と
毎回思っていました。

 

作品として作るものは、
私の色付けの興奮はリアルに作品から見て感じてもらえるけど、

みなさんに届くときは、商品になっているので
商品の原画はお披露目の機会がない。

 

 

そう、そんなときは、動画！

 

撮りましたよ～。

 

ブログで紹介することもできるけど
商品の原画なのでアイテムごとの比率があり

作品とはまた違う仕上がり方なので
動画の方が伝わりそうな気がする。

 

 

１つ、双葉の原画描いているとき、
カメラが途中でなぜか止まったようで
最初しか撮れていませんでした。

 

背景の色がめちゃくちゃかわいくできたので、
撮れてなかったとわかった時のショックさよ･････(´；ω；`)ｳｩｩ

 

 

 

 

商品が発売されるとき、最終段階で色校正があります。

 

商品においては、私の色チェックの基準は
結構ゆるめで、これも直感。

 

【”商品”としてかわいければＯＫ】

 

印刷で変わりやすい色、アイテムによってはくすんでしまうような色は
一番最初にチェックしますが、全体として
商品として、違和感なく、かわいい！と思ったらＯＫを出しています。

 

 

色チェックも、作家さんによって、本当に違うみたいで

厳しい人はめちゃくちゃ厳しくて、
私のように基準がちょっとずれている？タイプもいる。

 

 

というのも、私が生み出す色は、
印刷では忠実にでないというのがすでに分かっているので、
原画のように再現するには、美術印刷しかないのです。

 

だから、原画より淡くでたりする場合も、
これはこれでかわいい♡と感じたら、私はＯＫなのです。

 

商品で美術印刷はまずないですが、私の商品で美術印刷になったものが１つだけあります。
それが、南高梅ごあいさつギフト。
担当の部長さんが絵に惚れ込んでしまったようで美術印刷したと聞きました(*^▽^*)
（６粒のほう）
だから、原画のようにきれいに出ています。

 

 

 

でも、黄色が黄土色になってしまっている場合や、
水色がくすみまくったりする場合は、調整をお願いします。

 

 

例えば、赤１つとっても、色々な赤があって、
この赤じゃないと世界観が壊れる、
雰囲気が壊れるというこだわりをゆずれない、
そこを重要視しているタイプもいれば、

 

私のように、ピンクが紫っぽくなってるも、
かわいく見えていればＯＫを出すタイプもいます。

 

 

私は、前者のそのこだわりもすごく好きです。

（担当さんたちは、つらいみたいですが。笑）

 

 

私は、商品でそれをやらないだけ。

それは、絶対忠実にでないからというあきらめ
（事実として受け入れているあきらめ）も入っています。

 

手を抜くとか、妥協とはまた違います。

 

ただ、ゆずれない部分もちゃんとあります。

作品ではこだわります。

 

 

私、こだわりってすごく大事だと思っています。

信念とか、ゆずれないものってことでしょ？

うん、大事だと思う。

（ただ、お仕事は相手がいるので、柔軟性も同時に必要でもありますね）

 

 

 

今描いている原画と別の新商品の色チェックの際に、担当さんが
ドキドキしながらサンプルを持って来ていました。

 

かわいいですね～色すごく出ていますね～と言ったことで
『安心しました。ここはだめ、この色はナシですと言われたらどうしようと思って･･･良かった』というようなことを言っていました。

 

 

色にまつわるお話でした。

 

 

公式LINE VOOMの方には、
下絵を描いているときの不思議な感覚のお話をちらりと。

合わせて見てね！

実は、色付けでも同じ現象がおきます。

描いているときは、入り込んでいるので、
現実に戻って客観的に見たときに、
描いている時とは違う感覚というのがでます。

 

文章で説明するのはなかなか難しいですが･･･(;^ω^)